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メーカーが製品に関する不祥事(大量のリコールなど)を起こした場合、通常はそのメーカーのCM自体が自粛されるが、死亡事故が発生するなどの重大なケースでは事故の発生を謝罪し、該当製品の修理・取り替えなどを視聴者にお願いするCMが流れることがある。これを俗にお詫びCMまたは謝罪CMという。
最初のお詫びCMは、三洋電機が1985年に石油ファンヒーター事故を受けて制作したCMであるとされる。このCMは動画が一切流れず、テロップと事故を起こした製品の写真のみが表示され、淡々と男性ナレーター(津田英治)が事故の報告と謝罪、製品の修理のお願いを語るだけという、通常のCMの形式とは著しくかけ離れたものであった。
その後同種のCMは途絶えて久しかったが、2003年に三菱ふそうトラック・バスがリコール隠しを受けてお詫びCMを流した。また、2005年に松下電器産業(当時)がFF式石油温風機事故を受けてお詫びCMを流した。
松下電器産業以降、各企業によるお詫びCMが相次いだ。例として、2006年にはパロマ(湯沸器死亡事故)・アイリスオーヤマ(シュレッダーによる指切断事故)がそれぞれお詫びCMを流し、2007年になるとリンナイ(湯沸器死亡事故)・INAX(浴室換気乾燥暖房機発火事故)・ヨドコウ(ヨド物置閉じ込め事故)・日本生命保険(保険金不払い問題)・政府広報(年金記録問題)・日立ハウステックおよび日立アプライアンス(ミニキッチンユニット用電気こんろのスイッチ不具合)・サンウエーブ工業(日立と同種の事故)・三洋電機(扇風機発火事故)と特に相次いだ。これらもほとんどが松下電器産業のCMと酷似しているが、日本生命保険のCMは他のお詫びCMとは異なり、テロップが下から上へ流れていく形であり、BGMが流れている。松下電器産業のお詫びCMにもBGMが流れる種類のCMがある。
2008年には、日本たばこ産業(子会社のジェイティフーズによる食中毒問題)・ADEKA(ハローキティ電動式カイロ発火事故)・伊藤ハム(地下水汚染問題)・マンナンライフ(蒟蒻畑窒息事故)・小泉成器(電子レンジ発火事故)といった企業がお詫びCMを流した。 また、2009年にも、冷蔵庫のCO2削減量不正表示問題で、日立がお詫びCMを放送した。