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11.安全保障
11.1.特徴
自衛隊は専守防衛を旨とする日本の国防組織である。
専守防衛の観点から、陸上自衛隊は国土防衛と災害派遣、海上自衛隊は対潜水艦戦能力と対機雷戦能力、航空自衛隊は迎撃戦と陸上・海上部隊の支援に特化した編成を取っている。一方、他国へ侵攻するための観点からの兵器は保有していないため、海外への派兵能力は低い。しかし、近年では自衛隊海外派遣が積極的に行われており、また政治的には敵地攻撃を視野に知れた議論が交わされており、自衛隊の任務は時代と共に大きく変わりつつある。
冷戦の時代、日本の最大の仮想敵国はソビエト連邦であり、陸自を始め、各部隊の配置は北海道・東北に重点が置かれていた。しかし、ソ連が崩壊し、冷戦が終結して以降は、軍拡を続ける中国・北朝鮮が日本にとって最大の脅威となっている。これらの脅威に対抗するため、部隊の西方移転が進められている。しかし、広い敷地と大規模な工事を伴う駐屯地の移転は簡単ではないため、あまり進んでいない。
自衛隊の兵器は日本の高い基礎工業力を生かし、車両・艦船の多くと一部航空機は独自開発であり、他国製品であってもライセンス生産を行うなど、出来る限り兵器を国内で調達する傾向がある。
(出典:Wikipedia)